人間国宝　三代徳田八十吉作　『碧明燿彩花入』です。 ※共箱・共布・陶歴・パンフレット付き - サイズ：高さ約19cm × 直径約11cm × 口径約2cm 三代徳田八十吉（1933年9月14日 - 2009年8月26日）は、日本の陶芸家であり、九谷焼の重要無形文化財「彩釉磁器」の保持者（人間国宝）として知られています。 経歴 - 石川県小松市に生まれる。 - 金沢美術工芸大学短期大学工芸科陶磁専攻を中退後、初代・二代徳田八十吉に師事。 - 1988年に三代目を襲名。 - 1997年に「彩釉磁器」の保持者として人間国宝に認定される。 特徴と作品 三代徳田八十吉の作品は、従来の九谷焼のような絵柄ではなく、色彩の濃淡（グラデーション）を活かした「彩釉（さいゆう）」技法が特徴です。特に、深みのある群青色を用いた作品が高く評価されています。 代表作には以下のようなものがあります： - 「耀彩鉢」（日本伝統工芸展で最優秀賞受賞） - 「耀彩線文壷」（メトロポリタン美術館所蔵） - 「耀彩壷・恒河」（大英博物館ジャパンギャラリーに展示） 作品は国内外で高く評価され、エジプト・カイロやローマなどでも個展が開催されました。